20代一般男性の価値観

価値観の記録

【人物形成】幼少期に体験した衝撃が今の自分を作りあげる

社会に出るとよく耳にするのが「価値観」という言葉です。

 

諸説ありますが、人間の価値観は

中学生までに形成されると聞いたことがあります。

つまり、人間は中学生までに完成されるのです。

 

人物形成というものは、家庭環境はもちろんのこと

何を経験し、何を学んだかということで成されると思っています。

 

小さい時に何を経験したか何を見てきたのか

特に幼少期の記憶というものは年齢を重ねるにつれ薄れていくもので

でも、何かのきっかけで、ふと蘇ってくることが多々あります。

 

最近、YouTubeのおすすめに勝手に上がってきたのが

ウルトラマンのop集でした。

 

男の子なら誰しも通る道

ウルトラマン、戦隊モノ、仮面ライダー、はたらく車、トーマス、アンパンマン

ジブリ、、、

満遍なく見させられていた幼少期

大人になってから分かる親の教育理念。

子どもの可能性を探るため、色んなものに触れさせる大切さ。

親に感謝しかありません。

 

 

 

今回の記憶のトリガーはウルトラマン

その中でも「ウルトラマンA(エース)」です。

 

第26話「全滅!ウルトラ5兄弟」は幼いながらも強烈にショックを受けた回でした。

なんせ、最強だと思っていたウルトラマン達が、

ヒッポリト星人によって全員囚われてしまうんです。

 

その囚われ方というのがすごくて

ウルトラマンの頭上から透明なカプセルで閉じ込め

液体を流し込み、ブロンズ像に変えてしまうんです。

 

もう、絶望しかありません。

 

今まで何度も助けてくれたカッコイイヒーロー達が

簡単に囚われ、もがき苦しむ描写もあり、最終的には固められてしまう。

幼いながらその時の感情は絶望、悲しみ、の中に少し

変わった感情があったのを覚えています。

 

 

 

また、第14話「銀河に散った5つの星」も印象強く

この回でもウルトラ兄弟達が敵に拘束されるんですが

今度は十字架に手足と首を鎖で磔にされるんです。

 

もう、見てられません。幼いながらショックが大きくて

あの強い象徴のウルトラマン達がみっともない姿になってしまうんです。

 

この時も何か違和感を感じているのが幼いながら分かりました。

悲しい、辛い、それ以外の説明できない感情が心に存在するんです。

 

 

ここで冒頭にもあった「価値観」の話です。

今回は性の価値観。というより性癖です。性癖の話です。

 

全ての物へ対する価値観や人の性格というものは

その人の性癖と密接に関係していると自分は思っています。

 

物の価値観≒性格≒性癖

 

例えば、

あの人はこんな人だよ。と説明する際

物へ対する価値観(あの人はケーキの周りのフィルムについているクリームまで食べる人)だったり

短気や温和など心の広さ(あの人は靴のかかとを踏んでるだけでだらしないと決めつける人)を言ったりします。

それに加えて、性に関する言い方(あの人はトイレで○○○したことあるらしいよ)で説明したりもします。

 

何が言いたいかと言うと

性癖は立派な人物形成に関わる要素と言うことです。

 

 

ここで、ウルトラマンの話に戻します。

幼少期に感じていた違和感の正体は

今の自分の性癖に繋がっていました。

 

 

大きくて強い存在が拘束されて身動きがとれない状態

 

 

何がとは言いませんがその状態を見ると心を持っていかれてしまうのです。

 

その時に芽が出てしまったことは気づくのに時間がかかりました。

あの人がこうなってしまった、、、には絶対に原因があり

その原因は幼少期にあるのです。

 

 

そこで教育の方法論にも繋がってくるんですが

何をどのタイミングで子どもに経験させるのかが重要で

自分の場合、ウルトラマンで良かったのかもしれません。

 

もっと出会いが遅かったり、変なもので芽が出てしまったとしたら

大きくなって犯罪を犯してしまう結果になっていたかもしれません。

それは完全に意図したことではなく運なんですけどね。

 

皆さんも幼少期の記憶から今の自分の性格を紐解くことによって

何か感じたり自分を理解したつもりになってみるのも悪いことじゃないかもしれませんよ。

 

余談なんですけど

歴代ウルトラマンのopの中ではレオが好きです。