まず、このインスタントフィクションと呼ばれている「自由な発想」と「気軽なノリ」で書かれた文章。自分の思う「面白い」を入れた400文字以内で表現されたもの。
これをまず、読んでみて少しでもいいので自分はこう解釈したと、ここはこの様な意味ではないか、など考えてみて欲しいです。正解などないですから、自由に。後悔はさせません。
そこから動画をご覧いただいて、またここに帰ってきていただきたいです。
又吉のハイパー解釈を東大生と人気塾講師に見せたら…驚きのリアクション連発!!!【#21 インスタントフィクション】 - YouTube
作品を生み出すという労力に対するリスペクト。作品(映画だったら各カットごとに、本なら言葉)全てに意味があるので、全てを理解しようと自分なりに解釈してみようという楽しさだったりが大切なことだと伝えたいです。
溢れかえる作品の中、現代人はその作品の解釈能力を蔑ろにし、作品を消費しがちだと。
それはすごく勿体のないことで、また今の若い子たちは話題や流行りに遅れを取らないように映画を早送りしたり、本や漫画のネタバレなどを見て作品を消費しているらしいですね。
そうなれば作品を楽しめる能力が低下するはずで、本当に面白い作品が埋もれ、出てこない状態になってしまうのではないかと不安です。
今のテレビの状況がそれに近いと思っているので僕はテレビを全く見なくなりました。昔はテレビっ子だったんですけど。
僕を含め、受け手が表面的な部分でしか理解できないようになってしまったからだと思ってます。
作者の全ての意図を汲み取ってあげろとは言っていなく、ここで作者は何を伝えたかったのかなんて全く考えなくていいということ。
自分はこれを読んでこう解釈したんだ。が全てで、それが大切。
正解なんてないですし、ましてやその作品に触れる年齢(経験の数が違うほど)により答えが違ってくるのは事実ですから。
解釈の違い。そこが面白いところなのに、これに気づいてない人がいれば知ってほしい。
YouTubeのいいところはコメント欄。
色々な解釈があって気づきがあって、人の人生によって解釈が180°違ってくるのが作品です。
自分のその解釈は浅いと思わないでほしいですし、他の人にとってはそれが深いことであります。同じ人生を歩んでいる人は1人もいないんですから。
作品を解釈することを続けていると人間関係も良好になると思うんです。この人は何故怒っているのかとか、何を伝えたいのか、何を感じて欲しくてそう言うのか、人に寄り添うこと。人を知ろうとすること。人の考えは全ては理解できないのは当然なんですけど、理解しようとするということが大切なのではないのかなと、それの練習としてこの又吉先生のインスタントフィクションを取り上げたわけですが、いかがでしたでしょうか。
僕自身も何文優れた人格の人間でもないのですが、1番に伝えたいメッセージとしては社会の理不尽なことを受け取り側の解釈の選択肢を広げることによって、プラスへと消化し気持ちを楽にして若者は生活してほしい。
ということが全てでございます。読んでいただきありがとうございました。
最後に、又吉先生さすがですと。芸人としてこのYouTube動画を作っていて、自分の伝えたいメッセージと、笑いを共存させるのが上手くて、文章が苦手な人の壁をなくさせるためにサルゴリラ児玉さんを配置し、コメンテーターとして本物の人たちと交えて、芸人のライス関町さんとスパイク小川さんを入れ、コントチックに作品をおとしていて流石だなと頭が上がりません。